【ジュエリー基礎知識】意外と知らないピアスの種類
実は沢山の種類があるピアス。今回はそんなピアスの種類についてご紹介していきます。知っておくとコーディネートをより素敵にできるかもしれませんよ。
ピアスってどんなもの?
針をピアスホールに挿して身に着けるジュエリーです。似たアイテムであるイヤリングは耳を挟んで身に着けるため、構造と着け方に大きな違いがあります。ピアスには耳たぶなどに着ける一般的なファッションピアスと、鼻や口、軟骨などに着けるボディピアスがあります。
ピアスの4つの種類
ここからはファッションピアスにどんな種類があるのかご紹介します。それぞれの見た目や身に着け方について知りましょう。
■似合うデザインが分からないという方にはこちらの記事もおすすめです。
"似合う"が見つかるピアスの選び方
- スタッド
【Luminous】セミバロックパールピアス [Pt900]
真っすぐな針をピアスホールに挿して、耳の後ろで留め具で固定するスタッドピアス。最も一般的なタイプで、デザイン部分が耳に接する形になります。目立ちにくいピアスをお探しの場合には、このスタッドタイプのピアスがおすすめです。またピアスホールへの負担も少ないため、ピアスホールを開けてからの日数が浅い方にはこちらがおすすめです。
- フック
カーブの付いた針をピアスホールに引っかけて身に着けるフックピアス。デザイン部分は短めのものから長めのものまで様々で、揺れるデザインが得意なタイプです。短めなら可愛らしく、長めなら華やかに見せることが出来ます。デザインによっては留め具を使用せず引っかけるだけのものもあります。
- アメリカン
先に針が付いたチェーンをピアスホールに通して身に着けるアメリカンピアス。留め具は使わず耳に通しただけの状態で身に着けることが多いです。デイリーに使うなら5cm程度がおすすめ、7cm以上になると華やかさが増します。耳に通すチェーンの長さを変えて、印象に違いを出せるのも魅力の1つです。
- フープ
針がデザインの輪に組み込まれているタイプのピアス。リングピアスと呼ばれることもあります。留め具がデザインに一体化しているため、留め具を失くしてしまう心配がないのが嬉しいポイント。フープの大きさや太さ、デザインの有無などによって大きく印象が変えられます。また、男性でも身に着ける方が多いタイプのピアスです。
あわせて知りたいピアス用語
ここでは最後に、耳にはするけれど意味はちゃんと知らないことが多いピアス用語をご紹介します。ピアス選びの際などに役立てましょう。
- ポスト
ピアスホールに挿す針のこと。シャフトと呼ばれることもあります。皮膚に触れるパーツであるため、金属アレルギーなどを防止するためにも素材選びが重要です。
■金属アレルギーが起こりにくい素材を使用したピアスはこちら
■金属アレルギーについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
金属アレルギー~意外な原因とアレルギーが起こる仕組み~
- ゲージ
ポストの太さのこと。英語表記のGaugeからGと表されることもあります。14~18Gが一般的で、数字が小さくなるほど太くなります。耳たぶなどに着けるファッションピアスであれば16~18G、軟骨などに着けるボディピアスであれば14G程度が一般的です。
- ヘッド
【Glittering】ケシパールピアス [K18]
ピアスを身に着けた時、正面に来るピアスのデザイン部分のこと。主にスタッドタイプのピアスに使われる言葉です。
- キャッチ
ポストに挿してピアスを固定するためのパーツのこと。一般的な金属製のもの以外にも、シリコン製のものやシリコンの中に金属が埋め込まれたものなどがあります。
まとめ
【Lucida】ラインダイヤモンドピアス [Pt950]
自分に合ったタイプのピアスを選んで、もっとおしゃれを楽しみましょう。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
この記事を書いた人
Miyasaka
SoëL / スタッフ
新卒でジュエリー業界に入って3年目の、新米と言えなくなってきた社会人。自分自身も勉強になるような記事を目標に情報をお届けします。音楽と美術館巡りと辛い食べ物が好きです。
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