記事: ピアスホールの掃除のススメ~ケア方法と3つの注意点~

ピアスホールの掃除のススメ~ケア方法と3つの注意点~
あなたは普段ピアスホールの掃除をしていますか?気にしたことが無かったという方も多いかもしれませんが、ピアスホールは実は汚れが溜まりやすい場所です。今回はそんなピアスホールのケア方法をご紹介していきます。
ケアをしないと起こるトラブル
ピアスホールをほったらかしにしていると、炎症やかゆみなどの原因になります。ピアスホールは入り組んだ狭いスペースであるため、どうしても汚れが蓄積しやすくなってしまいます。この汚れに雑菌が繁殖し、皮膚に異常が起きてしまうことがあるのです。
ピアスホールのケア方法
ここからはピアスホールのお手入れ方法をご紹介していきます。ピアスホールの状態によって最適なお手入れは変わります。自分に合ったケアを行い、トラブルを防止ましょう。
※ピアスホールに異常がある場合は実施しないでください。
- ピアスホールが安定している場合
毎日のケアは優しく水で洗い流す程度でOK。シャワーを使用する場合は、ピアスホールにダメージを与えないように水圧をある程度弱く設定しましょう。お風呂を出る直前に洗うように習慣化すると良いでしょう。
美容院帰りや海水浴帰りなど耳が汚れたと感じる日は、良く泡立てたボディソープや洗顔フォームで洗浄しましょう。ピアスを外して、泡でピアスホールの周辺を軽くもみ洗いします。この時、ピアスホールの表裏どちらもしっかりと洗浄されるように意識しましょう。最後に洗い残しが無いように注意しながら流水で泡を流します。
- ファーストピアスを着けている場合
軽く水で洗い流す程度に留めましょう。ピアスホールがかなり安定している場合は、ポストを前後にずらしてピアスホールの表裏をそれぞれ洗うようにすると衛生的です。
ファーストピアスを着けている段階のピアスホールは、皮膚が非常にデリケートな状態になっています。ボディソープなどの強い洗浄成分が含まれるものを使うと刺激になってしまうことがあるため注意しましょう。
- 【番外編】専用ケアアイテムを使う場合
ピアスホール専用のケア用品「ピアフロス」というアイテムをご存じですか?歯に使用するフロスのように、専用の消毒液がしみ込んだフロスをピアスホールに通して使用します。普段のお手入れだけでは十分なケアが難しいピアスホールの内部まで清潔な状態にしてくれます。
■詳しい使用方法などについてはこちらをご覧ください。
株式会社ワンダーワークス|ピアフロスのご紹介
安全なケアのための3つの注意点
ここでは最後にピアスホールのケアを安全に行うための注意点をご紹介します。どんな状態のピアスホールにケアをする場合でも、この3つの注意点は共通です。ピアスを安全に楽しむために覚えておきましょう。
- 消毒液で洗浄しない
「ピアスホールを清潔に保つ」というと消毒液が思い浮かぶ方も多いでしょう。しかし、消毒液を使ったケアはNG。消毒液は私たちが想像しているよりも強い殺菌成分が含まれています。むやみに使用してしまうと皮膚環境を安定させるために必要な菌まで殺菌してしまうことがあるのです。
- ピアス本体もケアをする
いくらピアスホールを清潔にしていても、そこに着けるピアスが汚れていては意味がありませんよね。ピアスホールのケアと併せて、ピアス本体もケアしましょう。
基本的には柔らかい布で乾拭きすればOK。汚れがひどい場合はスペシャルケアとして水洗いしましょう。(※ジュエリーの素材によっては水分で劣化するものもあるため、ご確認の上でお試しください。)
■地金の種類ごとのお手入れ方法はこちら
【地金別】ジュエリー のお手入れ方法~キレイを長持ちさせる秘訣~
- 異常が出ている場合は病院へ
異常が出ているピアスホールを自己流でケアするのは危険です。不確かな知識を基に独自のケアを行った結果、状態がよりひどくなってしまうことも十分にあり得ます。自分自身で行うのはあくまでも異常が起こらないようにするためのケアです。既に異常が出ている場合は病院に行くようにしましょう。
まとめ
ピアスホールをしっかりケアして、安全に耳元のおしゃれを楽しみましょう。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
この記事を書いた人

Miyasaka
SoëL / スタッフ
新卒でジュエリー業界に入って3年目の、新米と言えなくなってきた社会人。自分自身も勉強になるような記事を目標に情報をお届けします。音楽と美術館巡りと辛い食べ物が好きです。
コメントを書く
このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。