About Aline ― 哲学を結ぶ、一本のライン
「Aline」コレクションは、SoëL Jewelryのデザイン思想をもっとも端的に映す存在です。
その起源は、SoëLだけのかたちのひとつ、 Sashi-com。
日常に寄り添う機能性を起点に生まれた一本のラインは、今期のリブランディングにおいて、旧来と新しいSoëLをつなぐ橋渡しとなりました。
◼︎Sashi-comを使用したアイテムはこちら
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指先に寄り添うライン
Aline はパーツそのもののラインや、それらがが連なったときに生まれる「線の表情」を追求しています。
直線でも曲線でもなく、指先のカーブにそっと寄り添う柔らかなライン。
その繊細な輪郭をかたちにするため、石の間隔や角度、チェーンの張りまで細やかに調整しました。
目には触れにくい工夫が、装着した瞬間の自然な肌なじみと軽やかさを支えています
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人の輪郭をひきたてるライン
Aline は、強く主張するジュエリーではないかもしれません。
しかしむしろ、身につける人の輪郭や仕草を引き立てる存在です。
光を受けてきらめく石とパーツの連なりは、その人の日常に静かに寄り添い自然な余白を与えてくれるのです。
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橋渡しとしてのアイコン
Aline の線は、SoëLにとって象徴的な意味を持ちます。
Sashi-comから受け継いだ「機能性を起点とするものづくり」と、
現在のSoëLが大切にする「感性をかたちにする思想」とを結びつけるアイコン。
その存在は、ブランドの歩みそのものを語っています。
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Aline は、単なるひとつのコレクションではなく、SoëLの思いを凝縮した象徴です。
一本のラインが描く物語はSoëL Jewelryのデザイン思想を体現し、これから続くコレクションの背景を照らしています。
「かたちの発想」という視点は、ここからさらに広がっていきます。
Aline から始まる線は、やがて別のかたちへ、そして新しい感覚へ。
SoëL のデザインがどのように展開していくのか、その始まりを告げる存在が Aline なのです。
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次回のDesignでは、別のコレクションに込められた思いについてお届けします。