About Platinum

静かに光を宿す、銀白の輝き。
プラチナはその安定した性質と永遠性を象徴する金属として、古くから人々を惹きつけてきました。

鉱物としてのプラチナ

プラチナ（Platinum／元素記号Pt）は、銀白色に輝く希少な貴金属。
化学的に非常に安定しており、酸やアルカリ、汗にも強く、変色や変質を起こしにくい特性を持ちます。
融点は約1,768℃と非常に高く、耐熱性や耐久性にも優れています。
採掘量は金のおよそ30分の1とも言われ、その希少性から特別な価値を持つ金属とされています。
柔らかい性質を持ちながら、パラジウムやルテニウムなどの同族元素を加えることで強度を高め、日常で身につけられるジュエリーへと姿を変えます。

象徴としてのプラチナ

その控えめで落ち着きのある銀白色の輝きは「純潔」「永遠」の象徴とされ、ブライダルジュエリーに広く用いられてきました。
確かな耐久性は、人生を共に歩む象徴としての指輪にふさわしく、世界中で長く愛され続けています。

SoëLにおけるプラチナ

SoëLでは、一般的なPt900やPt950の配合にとどまらず、独自のバランスで調整した「SoëL Platinum」を採用しています。
プラチナ本来のしなやかさを保ちながら日常の使用に耐えうる硬度を実現するために、微量のルテニウムを加え、変形や摩耗を抑える工夫を施しました。
その結果、軽やかで肌なじみがよく、長く使ってもフォルムを保ちやすい強さを備えています。
そして同時に、プラチナ特有の落ち着いた銀白色の輝きを濁らせることなく引き出しています。
SoëL Platinumは単なる素材の選択ではなく、感性と技術を重ね合わせた「SoëLだけのかたち」そのもの。
1948年から培ってきた秋山製作所の技術を背景に、現代の生活に寄り添うための最適解を追求した結果生まれた素材です。

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永遠を、日常に

科学的な安定性と、象徴としての永遠性。
そして、SoëL独自の調合によって導かれた新しい強さとしなやかさ。
プラチナは、ただ希少で美しい金属ではなく、
「永遠を日常に宿す存在」として、SoëLのジュエリーに息づいています。