記事: About Akoya Pearls
About Akoya Pearls

静かに海に育まれ、ひと粒ずつ光を宿す宝石。
アコヤ真珠(Akoya Pearls)は日本近海に生息するアコヤ貝から生まれる、私たちが誇るべき宝石です。
アコヤ真珠の特徴
アコヤ真珠は、他の真珠にはない透明感のある輝き(てり)と、丸に近い形が特徴です。
サイズは6〜8mmが中心。
小ぶりながらも奥行きを感じさせる上品な光沢を持ち、最も「正統派」と呼ばれる真珠として世界中で愛されてきました。
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輝き:細やかな真珠層が重なり合うことで生まれる、複雑で奥深い光沢。
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形:真円に近い粒が多く、ネックレスやピアスに用いられるスタンダードなパール。
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サイズ:主に6〜8mm。日常に馴染みやすい大きさ。
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歴史:明治期の日本で養殖技術が確立し、世界市場に広まりました。
日本が育んだパール
天然真珠は偶然にしか生まれず、真円に近い粒はさらに稀少でした。
その不可能を可能にしたのが、日本人の技術でした。
明治期に養殖が確立され、アコヤ真珠は瞬く間に世界を魅了します。
ココ・シャネルやオードリー・ヘップバーン、ダイアナ妃といったアイコンたちが身に纏ったのも、日本産のアコヤ真珠でした。
SoëLにおけるアコヤ真珠
SoëLでは、定番の白く澄んだアコヤに加え、落ち着きのあるブルーグレーのセミバロックも取り入れています。
白いパールをすでに持つ方にとっては、「大人の2本目」としておすすめできる特別な存在。
自然な色や形をそのまま活かしたセミバロックは、年月を重ねても味わいを深め、静かな個性を添えてくれます。
◼︎アコヤ真珠を使ったアイテムはこちら
永く寄り添うために
アコヤ真珠は繊細な素材です。
ご使用後は柔らかい布で拭き、汗や皮脂を取り除くことで、美しい光沢を長く楽しむことができます。
静かな輝きと余白
海が育てた自然の恵みと、日本人の手が磨き上げた技術。
アコヤ真珠は、その両方の結晶として、私たちの首もとや耳もとに静けさを宿します。
SoëLでは、その輝きを「日常に添える」ために、多彩な表情をもつパールを大切に選び抜いています。

